鹿児島より竜愛を込めて

鹿児島の地よりドラゴンズを応援します!!

今のドラゴンズの課題

21試合を終えて8勝12敗1分 勝率.400 首位との差は4ゲーム
残り試合は109もあり、まだまだ諦める時期ではありませんが
緊急事態なのは間違いなさそうです。


ファンの声をみても与田監督の「解任論」まで出ており
ちょっと残念な状況にありますね。


現状を把握していくためにも
課題をみていく必要がありそうです。


【課題1】怪我人問題(投手)
柳 右腹直筋筋挫傷
又吉 左腹斜筋損傷


ドラゴンズの強みである(はずだった)先発投手
その1番の理由が先発の軸が二人もいる事です。
大野雄大と柳です。その一本の離脱は痛いです。
無理せずでも速い復帰を願います。


前回は打ち込まれた勝野
7/15先発予定の松葉
二軍で好調の笠原
福谷や小笠原らにもチャンスです。
大野雄大以外は先発投手として確定していません。
ロドリゲスも支配下登録して
早く一軍デビューさせるべきだと思います。

外国人枠の問題はロドリゲス先発の際は
リリーフ外国人を一人休ませればいいだけです。
一軍5人登録を有効的に使うべきです。


又吉の離脱も地味に痛いです。
3試合無失点といいスタートを切っていただけに
又吉がいてくれれば福&祖父江の負担ももう少し抑えられていたものの・・・


先日一軍登録された佐藤優、藤嶋の両名には期待です。
福、祖父江、R.マルティネスと共に
リリーフ陣を安定させて欲しいです、


【課題2】怪我人問題(野手)
堂上直倫 右肩腱板不全損傷
アルモンテ 左内腹斜筋筋損傷
高橋周平 左太腿裏肉離れ


なんといっても5番打者高橋周平の離脱敗退です。
捕手木下を5番に置かなければならないほどです。
アリエル・マルティネスを5番キャッチャー
スーパールーキー石川昂弥を7番サード

でいくしかないですよ。


投手の相性よりも打線重視でいきましょう。


アルモンテの離脱は福田次第で埋める事は出来ます。
波の大きい選手ではありますが
直近6試合で19打数8安打の.421と調子もあげています。
この調子で頼みます。


スーパーサブの堂上直倫の離脱はとても痛いです。


石川駿、 石垣 雅海、溝脇隼人には頑張ってもらうしかありません。


【課題3】抑え問題
ずっと問題になっている抑え問題
岡田が抑え投手として指名されていましたが
7/7、7/9と負け投手になり抑えは厳しそうです。
7/12は左のワンポイントとして登板しました。
戦力としては期待しています。


では変わりの抑えを誰にするかという問題があります。
R.マルティネスや福という声を良く聞きますが
個人的には反対です。


R.マルティネスは奪三振率が低く(3.00)
メンタル的にも抑えは向きません。


福は未だ無失点と安定していますが
今のポジションが向いていると思いますし
祖父江の負担が大きくなりすぎてしまいます。


では誰が抑えをやるのか?


個人的一押しは「ゴンザレス」です。
初登板こそ2失点したものの
その後は5試合連続無失点。
ストレートは140km中盤とそんなに早くはありませんが
スライダーとチェンジアップを駆使して三振を奪います。
三者凡退は少ないもののランナーを出しても大崩れをしなさそうですし
是非試して欲しいです。


「藤嶋」の奪三振は魅力なんですが
岡田同様登板過多にはさせたくないです。


福、祖父江、R.マルティネス
岡田、藤嶋、佐藤優
ゴンザレス


この7人で最強リリーフ陣を作って欲しいです。


【課題4】不調野手問題
当初は2番問題だった気がしますが
打率(直近6試合の打率)
平田.169(.111) 阿部.208(.095) 京田.253(.210)
の三人の悪さが目立ちます。


ビシエドが調子が良い
福田も調子を上げてきた
アリエル・マルティネスもかなり良い
状況なので 調子の悪い選手と入れ替え も必要だと思います。


8大島
9遠藤
7福田
3ビシエド
2A.マルティネス
4石川俊
5石川昂弥
6溝脇


根尾をあげるのも一つですが
まずは石川俊や溝脇にチャンスをあげて欲しいですね。


【課題5】采配
個人的に与田監督は好きな監督です。
確かに様々な問題もありますが
弱いドラゴンズを強くしようと必死さが伝わってきます。


星野監督や落合監督の時代とは球団の財力が異なります。


なかなか結果を出せないのは仕方のない事です。
でも魅力のあるチームにはなりつつあります。


あと一歩なのです。


ちょっとファンも我慢が必要な気がします。


采配の特徴として「選手にチャンスを与える」という事があります。


「代打三ツ間事件」に関してもそうです。
若手野手にチャンスを与え、ベテラン野手にもチャンスを与え
結果的に野手がいなくなり、代打三ツ間になってしまいました。


松葉先発もそう。
おそらくここで結果を出せなければ今シーズン限りで戦力外通告になるでしょう。


こんな監督だからこそ
梅津、山本拓実、勝野らが昨シーズン末活躍したのだと思います。
大野雄大の復活、柳の覚醒もあったのだと思います。


ただ「チャンスの与え方」の問題はあるかもしれません。
野手なら一試合任せましょう。(せめて3打席)
スタメン落ちしたら守備固めか終盤の代打です。


投手は目処が経つまでどんどんチャンスを与えていくしかありません。


与田監督のデビューは鮮烈でした。
あの時のような救世主が現れる事に期待しています。